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2009年8月30日

◆衆議院選挙の結果が出て、日本はとうとう自民党政権から、民主党政権へ。
 この劇的な出来事に対する日本国民の冷静さ(?)に、アメリカ人ジャーナリストが 不思議がっているという小さな新聞記事をみつけた。
 彼は政権交代が実現した日に、なぜ日本人は誰も噴水に飛び込まなかったのか、 なぜだれも外に出て喜びの声をあげなかったのかを不思議がっていたそうだ。
 そういえば、海外で新政権が生まれた喜びに沸き立つ市民の様子を、私たちはこ れまで何度も目にしている。次から次へと噴水に飛び込む人たち。街頭で歌い踊  る人々の歓喜に満ちた顔・顔・顔。

◆今回選挙権を行使した人々にとって、この政権交代が、待ち望んだ嬉しくて嬉しく てしょうがない!ということではなかったということか。
 選挙前、「自民党には不満、民主党には不安」というフレーズが巷に満ち溢れた。 そう、多くの人が不安なのだ。だから、とても外に出て飛び跳ねる気にはなれない のだ。
 とにかく前政権に対する不満が爆発寸前のところだったから出現したともいわれる 今回の事態で、多くの人にとっては、もともと自分が信頼し、支えてきた党の勝利
 ではないわけで・・・。それで正直な選挙民は、サッカーの国際試合に勝利した時 
 や野球のWBC優勝時のようにわれを忘れて興奮できなかったのだ。

◆とはいえ、政権交代が実現した。せっかくなら、代わってよかったと国民の誰もが 思えるような政治を行ってほしい。新人議員に「今から勉強します」とはっきり言わ れて、ガクッときた私が、一日も早くそのショックから立ち直れるような政策実現を 期待する。

◆幸いたった二人の女性閣僚、千葉景子さんと福島瑞穂さんはともに神奈川の人。 二人には前々からいろいろなところでお会いしてきた。女性、環境、米軍基地、人 権、福祉、国際協力、外国籍の人々、NGOなどをテーマにした話し合いや活動の 場でいつも顔を合わせてきた。誠実にがんばってきた彼女たち二人の見識や専門 性が政策決定に反映されたら、どんなにすばらしいことだろう。そうなったら日本の 政治は本当に変わると思う。
 鳩山さん、期待していいですか?もちろん、私も国民としての責任を果たします。

 

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