NHKにひとこと~フィリピンニュースを見たい~
NHKにひとこと~フィリピンニュースを見たい~
◆NHKBS放送における大リーグ中継偏重にちょっと文句。ひとこと申しあげたいと思います。野球大好き人間の私ですが、BS放送で毎日毎日大リーグ中継ばかり放送することには、ちょっとこの編成、どうにかならないのと愚痴がでます。先日ソウルのホテルに滞在した時もチャンネルをNHKに合わせるとBS1で大リーグ、BS2でアニメの毎日。思わず他のものも見たい~と叫びました。
大リーグで野茂投手が活躍を始める前までは、朝9時代のBS1では毎日アジア各国の前夜のニュース番組を見ることができました。私はそのなかでABS-CBNニュースでフィリピンの状況を把握するのが常でした。政治、経済、社会の動きがほぼリアルタイムで確認できることはフィリピンと関わりを持つ私たちにとってとても意味のあることでした。
野茂投手の活躍が始まると、日本野球史上特別な日となる彼の登板日には必ず大リーグが中継されるようになりフィリピンニュースが見られなくなりました。夫は野茂投手の結婚式に招待された人ですし、私もその活躍には一喜一憂、精一杯応援していましたから、そんな流れを受容れていました。けれどそのうちイチローが大リーガーになると彼が出場する試合はすべて、そう、野手の彼は毎日出場するので毎日が大リーグ中継日になってしまったのです。それ以来フィリピンニュースが見られなくなりました。フィリピンニュースは今どこに?
◆5日の夜、私は今年の芥川賞受賞作「時が滲む朝」(楊 逸)を時間を忘れて一気に読んでいました。(いい作品でした。その時を昨日のことのように記憶するものにとって胸が熱くなる作品でした。)
その時ふと気づくとテレビはアジア各国のニュース番組を放送していました。
午前3時50分、待望のABS-CBNニュース、馴染みの男性キャスターが少し老けた
顔を出しました。まあまあ、NHKは一体誰がこの時間にこの番組を見ていると思って放送しているのだろうと思いながら見ていると、私にとって今最大の関心事である話題になりました。
この日のトピックは 「フィリピンの医師・看護師事情」。
フィリピンは海外へ出る医師の数がインドに次いで世界第2位であり、看護師は世界第1位であること。医師が海外へ出る理由は経済事情。フィリピンにとどまれば1ヶ月3万2500円の収入であるけれど、アメリカに行けば63~93万円になること。今フィリピンでは国民28,000人に対して医師が1人であることなどが報じられました。医師のなり手そのものが減少していることから最近では医師の受入国が医師の育成を支援することになった((例えばカナダに800人の医師が輸出される場合はフィリピン人医師200名の育成支援の義務を負う)などの情報もありました。FTAで日本でフィリピン看護師受け入れが始まろうとする今、日本人の何人がフィリピンのこの現実に目を向けているでしょうか。
NHKはワールドニュースをもっともっと私たちに提供してほしい。今の大リーグ中継偏重方針を変更していただけないでしょうか。ついでに、夜7時のニュースのなかで大リーガーの1本のヒットをあんなに大げさに報道しなくてもと思います。球場に足を運んで大学野球を150試合以上見ている、決して野球がキライではない私からの
ひとこと、「フィリピンニュースをみたい~」でした。