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2008年07月20日

東京平和映画祭

こんにちは、Kayです。

以前の投稿でちらっと紹介しましたが、
東京平和映画祭に行って、12本のドキュメンタリーを
見てきました。
あまりに沢山のいろんな情報が頭に詰まって
パンクしそうですが、
これからじっくり消化したいと思います。

どれもこれもすごくいいドキュメンタリーで、
ぜひ皆様に見ていただきたいものばかりでした。
でもこれらは普通の映画館ではたぶんなかなか
やらないので、もしどこかで自主上映とかを見つけたら
ぜひ行ってみてくださいね。

とりあえず見た映画は、
『IRAQ for SALE』 by ロバートグリーンウォルト
『いのちの食べ方』 by ニコラウス・ゲルハルター
『にんじんから宇宙へ』 by 映像新社
『帰ってきたスターウォーズ~暴走する軍産複合体』 by スティーブ・ジャムベック
『破壊を伴う開発』 by BBC
『慈悲を生きる~ダライラマ14世とチベット』 by ミッキー・レミール
『9.11と作られる戦争』
『Peace Bed アメリカ VS ジョンレノン』 by デヴィット・リーフ
『六ヶ所村通信 No.4』 by 鎌仲ひとみ
『核分裂過程 ~再処理工場を止めた人々』 by ベルトラム・フェアハーク
『イラク・戦場からの告発』by 西谷文和
『ヒロシマ・ナガサキ』 by スティーブン・オカザキ

です。沢山ですね。
戦争、軍産複合体、核問題などなどを取り上げています。
これらを見ると、第二次世界大戦も、ベトナム戦争も、湾岸戦争も、今のイラク戦争も、
惨劇にもかかわらず、同じことを繰り返させることを許しているようで、呆然とします。

これらのどれかを見る機会があったら
ぜひごらんください!
 

2008年07月12日

自己紹介②とゲバラと旅~Let the world change you and you can change the world.~

はじめまして。P2運営委員のCheと申します。

私は昨年のスタディツアーに参加して以来、NGO活動の魅力にとりつかれて今日に至っています。運営委員では最年少(?)ではないでしょうか。ちなみに23歳です。若いことや大学での専門が開発学などNGOに関連する分野で無いため、昨年来、NGOについて勉強の毎日です。

若くて、初心者で、でも何かがしたくって、沢山のことを知りたくて、という学生さんや若い方も多いのではないかと思いますので、そういった目線からブログを更新していければなと思っています。

ちなみに名前の由来ですが、キューバ革命の英雄でありラテンアメリカの英雄Ernest Che GuevaraからCheをお借りしました。読み方は「チェ」です。日本語で「チェ」と聞くと、あまり良い音ではないですが、ゲバラの出身地アルゼンチンではCheとは「ねえ」という意味を表します。ゲバラが仲間達と話すときに良く、「ねぇ」と呼びかける癖があったことからこの名前がつけられたのです。僕と何の関係のないゲバラですが、唯一明確な共通点があるとすれば、「旅」があると思ってます。

アルゼンチン人のゲバラは大学4年生の時に南米一周旅行を友人のアルベルト・グラナドスと一緒にしています。その中で彼は、沢山の出会いと気付きをしました。差別され、隔離されるハンセン病患者達、思想故に土地を追いやられ放浪する夫婦、劣悪な状況下で働く日雇い労働者達。そして、ラテンアメリカの貧困の影にあるアメリカ巨大資本の影。ゲバラは故郷アルゼンチンでは見ることがなかった世界の現実と矛盾を見、大きく心を動かされたのです。

その後、彼は医学部を卒業し、再び旅に出ます。その旅先で出会ったのが、フィデル・カストロでした。ゲバラとカストロはその日のうちに意気投合し、その時滞在していたメキシコからキューバへ新たな革命の旅に出ることを誓います。独裁者によって荒廃していたキューバでは、人々がゲバラ達を歓迎し、ゲバラは世紀の大革命を成し遂げました。農民と共に戦い、権力者やほんの一部の金持ちの為ではない、人々の為の国創りが始まる瞬間でした。

と、つい熱くなってしまいましたが、話を戻すと、私も旅に、世界に、変えられた1人です。その旅とは昨年のスタディツアーでした。途上国に悲惨な現状があるとTVで聞いてはいたけれど、その為に懸命に働くNGOの人々がいることを知ってはいたけれどイマイチぴんと来なかった。そして、発展途上国に住む人々は貧しい生活をしていると聞いているけれど、実際どんな人々なのか。そうした、「実際の途上国」を知らなかった僕にとって、あの約一週間はとてつもない衝撃でした。

莫大な情報量のせいもあるでしょう。驚くほどに明るく、暖かったホームステイ先のカプニタン村の人々の影響もあるでしょう。私より若いのに将来の目標を理路整然と淡々と語る住民組織のユースの魅力もあるでしょう。悪臭の中でゴミを拾いながら懸命に生きるパヤタスの人達の言葉に出来ない状況もあるでしょう。マニラのレストランを出たときに、私に物乞いをしてきた幼い少女の、その光を失った瞳を見た時の絶望感もあるでしょう。

本当にたくさんの現実が衝撃的に私の目に入ってきたのです。そして、行動をしたいと思いました。しかし、ただ闇雲に行動はしたくありませんでした。現地のパートナーNGOの活動を見れば、NGO活動が綿密かつ、高い専門性の下で行なわれていることが分かったからです。だから、ツアー以降、P2の活動をお手伝いさせて頂きながら、学び、行動をしていこうと思ったのです。

ゲバラも旅をしなかったら、ラテンアメリカの英雄にならなかったのではないかと思います。なので、もし、このブログをご覧の方で、「ボランティアはしたいけど一歩が踏み出せない」という方。「NGO活動や途上国について漠然としたイメージはあるけど、具体的にははっきりしていないので、現実を知りたい」という方、

草の根援助運動のフィリピンスタディツアーを心からオススメします!

短期間で、様々なプロジェクトを見、NGO活動と途上国の現状を学び、現地の人々と交流出来るP2のフィリピンスタディツアーはとってもオススメです。しかも一つひとつがとっても深いんです。このツアーで衝撃を受けたのはもちらん僕だけではありません。もしよかったら、草の根のスタディツアーのサイトの一番下の方にある、昨年の参加者の報告・感想等をご覧下さい。

今年のスタディツアーはまだ少し参加人数に余裕がある状況です。資料は、スタディツアーのページの下の方から請求していただけます。

それでは、これからブログ更新して参りますのでよろしくお願い致します。

I embrace you with all my revolutionary fervor!!!

Che

2008年07月10日

かながわ国際フォーラム

立て続けに書いていますが、Kayです。
先週末、かながわ国際フォーラムというものが
JICA横浜でありました。

まず中田終身名誉大使のお話。

中田氏は、カンボジアでUNVとして働いているときに殉職された
ご子息、厚仁氏の意思を受け継いでUNV終身名誉大使として
活動してこられました。
ご子息の思い出、世界平和への思いなどを語られました。

次にグループに分かれ、事例発表とディスカッション。
私は「貧困から解放されるために」という壮大なテーマの分科会の
事例発表を担当しました。
まず、貧困の定義を、青年海外協力隊のOB会の方が担当し、
問題を共有しました。

そして、国際交流ハーティー港南台の会長の方が
NGOの活動とその歩みを紹介しました。

そして、草の根援助運動の事例発表を行いました。
バタアンの「マニラ湾、地域主体の沿岸資源管理事業」についてです。

それらを踏まえ、参加者で「貧困から解放されるために」を考える
視点について、また私たちは何ができるのか、を考え、発表しました。

最後にまた皆で集まって、その他の分科会
(「女性が輝く社会に」「感染症のない世界へ」「地球環境を取り戻すには」)
からそれぞれ発表がありました。

なかなかこのように沢山のNGOが集まって話し合ったり
勉強する機会がないので、面白かったです。
テーマが壮大すぎてちょっと手に余りそうでしたが、
P2とPRRMの活動はまさにそれ(貧困からの解放)を目指しているものなので
もう一度原点に帰って考えることができました。

私たちの議論では、貧困を
地域社会の側面、構造的側面、意識改革の側面、そして外部からの援助の側面
からとらえようとしました。

貧困というのは多様な面があって、ただ単にお金があればよい
(もちろんお金はとても大事ですが)
というものではなく、様々な要因が絡み合っているので
それをひとつひとつ解きほぐしていくこと、
そして何より、住民自身によるその地域社会の持続可能性と自立を
考えなければならないということです。

話は大きく跳びますが、
私はこれは私たちが今生きる日本の社会にも
当てはめることができるのではと思いました。

ちょっとまた長くなりすぎたのでこれについてはまた
次回別のお話で。

2008年07月06日

スーザンジョージ氏の世界への提案

スタッフブログをジャックしつつありますが、
再びKayです。こんにちは。

さて、前回の投稿に続く、スーザンジョージ氏の
世界に対する提案です。

が、その前に興味深い映画祭を教えてもらったので
お知らせです。

7月の3連休、東京平和映画祭
というものが代々木公園にある、
国立オリンピック記念青少年総合センターで行われます。
http://www.peacefilm.net/
映画を通じて世界を知ろう、というもので、
良質なドキュメンタリーが多く上映されます。
P2が関わっているわけではないので
興味がある方は上のHPからお問い合わせしてみてください。

さて、スーザンジョージ氏の世界に対する提案です。
彼女は、貧困を是正するための様々な政策を
世界はまだ十分に用いていない、といいます。
まずは課税に関して、次に銀行を拘束する法律に関して。

世界銀行によると、10年間毎年
600億ドルあれば貧困は是正できるとのこと。
そのようなお金をどこから得るのか?

世界では毎日3.2兆ドルが取引されていて、
それに通貨税という形で為替の取引に課税する。
あるいは炭素税も考えられる。
また、タックスヘイブンの閉鎖も技術的には可能である。

銀行の融資にしても、例えば代替エネルギーに立脚した
事業には低率で融資し、そうでないものには高い利率を課す。

そのような改革的な政策を世界的に行うためにも、
市民社会が政府を動かさなければならない、と
スーザンジョージ氏は締めくくりました。

彼女の邦訳された本は
『なぜ世界の半分が飢えるのか』
『債務危機の真実ーなぜ第三世界は貧しいのか』
『債務ブーメラン』
『世界銀行は地球を救えるか』
『ルガノ秘密報告ーグローバル市場経済生き残り戦略』
(以上すべて朝日新聞社刊)

などがあります。
興味がある方はぜひ読んでみてください。

2008年07月03日

スーザンジョージ氏講演

再びKayです。
予告してあった、スーザンジョージ氏の講演のことについてです。

スーザンジョージ氏はいわずと知れた
『なぜ世界の半分が飢えるのか』の著者であり、
グローバリゼーションに対する鋭い批評家です。

講師紹介のところに書いてあったのですが、
今回来日するに当たって、入国審査で4時間半も足止めされたとのこと。
なんと彼女はブラックリストに入っていたとのことでした。
未だにネルソンマンデラ氏とその政党のメンバーが
アメリカのブラックリストにのっているとのことも書かれてありました。
(これはマンデラ氏の今年の誕生日以前に
「テロリスト」から外す法案にサインがされるそうですが)

話がそれましたが、講演について。

講演は、世界で加速する不平等と不公正について、
わかりやすく、かつ具体的な提案を提示されながら
進められました。

グローバル化は止められない流れだとはいえ、
今のままのグローバリゼーションでは、
富める者は雪だるま式に資産を増やし、
そして貧しさは解決されないままになってしまう。

例えば税金のシステムをみると、
OECDの各国で、大企業に課する税は下げられているが、
所得税、付加価値税からの税は上げられている。

メガバンクについても、
大きな銀行がつぶれるとドミノ式に経済破綻がおきるため、
つぶれないように政府は介入せざるを得ない。
それが分かっているメガバンクはリスクをおかすようになり、
壊れやすいバブル経済を起こす。

食糧高騰でも、それで200%の利益を出したアメリカ企業もある。
一方で食料高騰により深刻な被害を受ける貧困層。

タックスヘイブンにより、アフリカに渡った借款のうち
60%がどこかに消えてしまっている、という調査がある。
しかし、消えてしまったとしてもアフリカ諸国には
負債として残っている。

このような例を挙げて、ではどのような政策によって
是正できるのか、をスーザンジョージ氏は提示しました。

長くなったので続きは又次回。

はじめまして。

2004年からP2に関わっていているKayと申します。
よろしくお願いします。

日本にいても世界のことや周りのことに
つながっていたいと思って、活動にちょこちょこ参加しています。

先日はスーザンジョージさんの講演に行ってすごく刺激を受けました。
次はそのことを書きます。

あとから聞いたら、なんと私がかつてバイトをしていた
小さなレストランで今日74歳のバースデーをしたとのこと!
バイトしてたらよかった~!