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映画「ワンピース ストロングワールド」

 小田栄一郎原作のマンガ「ワンピース」。
 マンガ版は大好きで、コミックスが出る日はそわそわと買ってきて、娘や息子たち(17歳・21歳・25歳)と争って読みます。
 雑誌(少年ジャンプ)では読まないので、ジャンプが出る月曜日には、朝のHRで「先生、すごいよ、今週は「白ひげ」がね・・・」「言うな~!」というお約束が毎週生徒との間で交わされます。
 
 テレビアニメも見てないし、今回10本目だというのですが今まで映画版アニメも観たことなかったのですが、今回は敬愛する小田栄一郎が自分で総指揮したというので、娘と見に行きました。

 つまらなかった。

 「ワンピース」のすごさは、なによりもそのがっちりした世界観にあります。それぞれの登場人物の歴史の深さ、そうしたバックストーリーに裏打ちされた伏線の数々が、あ、これがあれだったのか、という別の楽しみを作っていて、かつて小説家を目指したこともある僕としては、こんなストーリー作りをする人がいるのではとても敵わない、とひたすら脱帽。

 その「ワンピース」の面白さが今回はまるっきり消えてしまっていました。
 ストーリー展開は今までに使った話の焼き直し的なものが多いし、敵役のキャラクターは平面的だし、ひねりもなにもない。台詞すら、今までに使ったものそのまま。

 メインストーリーとは別、というスペシャルな舞台だということを、計り違えたように思います。・・・というより、ストーリーと平行して進む映画はむずかしい。作者は手を出すべきではなかった、ということかな。

 この冬は、あとは「のだめカンタービレ」だな・・。

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