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トランスフォーマー:リベンジ

 高2の娘が「トランスフォーマー」にはまってしまいました。
 先日テレビで観て大興奮、あれこれ調べては語ります。

 日曜日は早速、二人で最新作「トランスフォーマー:リベンジ」を観に行きました。
 彼女がどこに、どうしてはまってしまったのか、実はよく分からないのだけれど、「はまってしまう」感じはよく分かる。きちんとできた世界観とか、作り込まれたシステムには独特の気持ちよさがあるものです。

 僕はかつて、スター・ウォーズにはまってしまった経験があります。初めて行ったアメリカで、当時日本にはまだなかったシネコンで観客の熱気を感じながら観た、その経験も大きいけれど、漠然と自分が夢見ていた映像が映画になっている、という感覚は、今でも「懐かしい未来」として思い出します。

 妻はそういうものへの理解はなくて、僕が組み立てて喜んでいたXウィングのプラモデルにも冷たい視線でしたが。

 
 さて、「トランスフォーマー:リベンジ」。
 1作目の3倍のトランスフォーマーたちが現れるのですが、意外なことに視点は、より主人公の成長と活躍の方に移っています。ティーンエイジャーの主人公サムを演じたシャイア・プルーフは、決してかっこいいわけではなく、でもなぜか観る者が共感を感じてしまう、たとえば吉岡秀隆のようなタイプの俳優で、1作目でも存在感は際だっていました。その彼が、コミカルな部分を存分に発揮しながらも最後はヒーローとなっていく少年→青年を、とてもいい感じで演じています。

 まあしかし、観ている人の多くは、とにかくハラハラドキドキのジェットコースター気分を楽しんでいるんだろうな。僕も十分楽しみましたが、娘は、「気づいたら口をポカンと開けていて、閉じてもいつの間にかまた口が開いてしまった」と表現していました。

 唯一許せないのは、アメリカ軍があまりにもかっこよく描かれていること。力ではエイリアンであるトランスフォーマーにはかなわないものの、そのシャープな動きや展開のタクティクスなどでしっかりと正義を守り、悪を倒そうとする。
 世界最強のアメリカ軍の軍人であることの誇りが、トランスフォーマーの変形のかっこよさと共に伝わってくるようになっていて、「ホントは軍隊なんてこんなもんじゃないぞー」と、喜んでいる人々に言ってやりたいような気にもなります。

 「ボルテスファイブ」が大好きなフィリピンの子どもたちも、観たら大喜びだろうなぁ。
 こんなフェイク・テクノロジーに踊らされるのは悲しい。・・・ともちょっと思うけれども、でもやっぱり精巧な機械のうれしさというのもよく分かる。

 帰りはハワイアンハンバーグを食べて、ちょっと買い物。幸せなデートでした。

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