アメリカの教育改革
2007年に就任したワシントンD.C.の教育長ミシェル・リー(Michelle Rhee)は、ダメな教師をクビにし、ダメな学校を閉鎖するという強硬な方法で、D.C.の公教育改革を進めているという。
D.C.の8年生(日本の中2)で、基本的な読解力が身についているのは48%、数学は34%。これをなんとかするために市長の全面バックアップを受けたハードライナーが、ミシェル・リーだ。
Chicago Tribune Nov25, 2008
さまざまな条件もやり方も違うので、このミシェル・リーの改革と日本の動きとをそのまま重ね合わせるわけにはいかない。
「学力」の現状も違うし、社会のあり方もちがう。
にも関わらず、この動きは、日本で喝采を受けている教育改革に、ある程度重ね合わせることができるだろう。そして、このリーのやり方が、成功例として紹介されてくることもありそうに思える。
彼女のラインの中心は、アメとムチだ。
ムチは、クビを含む雇用条件の問題。
アメは、教師を一種の年俸制にして、その代わりよい教師には全米一の高級を出すというものだ。
当然のことながら、教員組合とは対立しているし、廃校にされた学校の親から物を投げつけられたりしているが、本人は意に介さない。
http://www.newsweek.com/id/154901/page/1
(この項続く)