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「開発をやめろというのか」?

 横浜NGO連絡会主催の「かながわ国際協力フォーラム」の分科会で助言者(どういう立場で、誰に助言するのかよくわからなかったけれど)。JICA横浜センターで。
 
 地球環境を取り戻すには、という分科会で、コモンズ論とか環境と開発について少しおさらいしていったのだけれど、そういう話からはやや外れた議論になった。

 事例発表者が自然破壊的な開発に対する問題点を指摘したのに対して、銀行に勤めているというNさんの発言。
 「途上国の人に、豊かになるのをやめろというのは違和感がある。経済的な進歩を止めることはできない」。
 それが開発一般に対する反対論と感じてそう言ったらしい。事例発表者である地球の木の中野さんは、とても適切に答えていた。

 「今のままがいいからそれで暮せ、と言っているわけではない。当事者が関わらない状況で開発プロジェクトがすすむことを問題にしている。」

 学生のHさんの質問。
 「どういう援助をすればいいのか分らなくなり、いやになることはないのか。」
 自分の今やっていることが正しいのか分らなくなって、NGO活動を止めてしまうという若者がたくさんいるが、という趣旨の質問だった。
 
 僕が答えたこと。「NGOメンバーは、大きな視点で世の中をどうにかしたいと思って活動している。でも、それと同時に自分の目の前にいる一人の人にできることをしたいと思う気持ちもある。その両方で、活動が続いていく。」

 開発のめざすものの話とか、まだまだ話したいことがたくさん。午前中の中田武仁さんの講演もよかったし、意味のある会合でした。

 その後夜の空手はきつかったけど。

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