授業は60点
来週のローズとシャクンタラの授業の準備。
最初のインド―日本シミュレーションは40点。生徒たちは、初めての合同授業だということもあって、なかなか動こうとしない。それぞれの広さのロープの中にインドの人たちと日本の人たちに入ってもらうのはうまくいかず、識字やケータイについても、実感的に理解させることができなかった。
写真を見ながらの分析は60点。結構いいところまで見ている生徒はいて、こちらの意図以上に理解してくれたと思う。
最後のドンゴリアコンドの問題に対する解決法を考えるアクティビティは80点。これが一番難しいと思っていたのだが、案に相違、きちんと理解していい答を出す生徒が多かった。
今日の教訓。
1 シミュレーションゲームはむずかしい。
理由は2つ。
1つは、生徒たちの基本スタンス「かったるい」を突き崩すのがとてもむずかしいこと。体を動かして参加することへのハードルは高い。肉体的にも精神的にも、みんなが参加するのはむずかしく、それができないとシミュレーションゲームは成り立たない。
もう1つの理由は、もともと背景知識や興味がない生徒にシミュレーションで理解させることがそもそもむずかしいということ。シミュレーションで面白がれるのは、それを現実との対比で類推できる知識があるからで、そうでないとなにがどういう現実を表しているのか、分からないままに終わる。
2 フォトランゲージは有効。
ビデオを見るよりも、むしろフォトランゲージがよい。じっと眺めることができれば、なにか言いたくなることは多い。うまい題材を準備すれば、生徒は結構勝手に理解してくれる。
3 「健康」「出産」など肉体的なものに対する共感性は高い。
自分自身の経験が結びつくことが高いからか。今日の例では、出産時の子どもの死亡や一人で出産する習慣などに、生徒の感想が集まった。出産ということに対する興味かもしれない。
40点、60点、80点。全体として、60点。ファシリテーターとしてはギリギリ合格ラインかな。
来週のシャクンタラとローズの授業が、半分楽しみ、半分心配。どうなることか。