サザンオールスターズ解散??
12日の東スポに「サザンオールスターズ解散」というニュースが載ったのだそうだ。なにしろ東スポだから信用してもね、と言いながら、ファンはドキドキ。19日になにか発表があるというのは公式ウェブに書いてあるのだけれど、さて、なにがあるのだろう。
今年は、サザンのデビュー30周年。僕のファン暦も30年。
1978年、湘南の国道134号線を走る友人の車の中で聴いたのが「勝手にシンドバッド」。
初めて歌が自分たちのものだと感じられた瞬間だった。
それまで聴いていた日本の曲は、そのどれもが、未熟だったり疎遠だったり年上だったりで、いいものもたくさんあったけれど、僕らの曲ではなかった。この「勝手にシンドバッド」は、ものすごく変な歌、変な声だったけれど、僕らの歌だ、と思った。
あとで聞けば、ボーカリストは僕らと同じ歳、車の持ち主のNとは高校も一緒(学年は一年上)。ジャケット写真ではよく分からなかった女性メンバーらしい人はまったくの同学年。僕らの文化の中からでてきたグループだった。
初めて行ったライブは、1981年の夏。僕と妻がアメリカに引っ越す数週間前で、友人たちと、今はなき田園調布コロシアムで熱狂しまくった。4枚目のアルバム「ステレオ太陽族」が出たばかりで、僕と妻はアメリカへ行っても何度も何度もそれを聞いていた。
日本の友人がシングルをまとめて送ってくれた「わすれじのレイドバック」や「いなせなロコモーション」を聞きながらキャンプ生活をしていた82年の夏の、寂しく熱い思いも忘れない。
それからもずっとサザン。子どもたちもサザンを聞きながら育ってきた。今年24歳の長男も、4歳のときからコンサートに行っている。3人の子どもを連れて行った桜木町臨海パークでのコンサートは、喉が渇いてつらかった。アルバム「Young Love」を聞くと、うちの家族はみな、北海道一周キャンプ旅行を思い出す。
桑田佳祐が僕のことを知らないはずはない。だって、こんなに昔からの友人なんだから。
僕らの上の世代にとってのビートルズが、こういう風だったのだろう。ある人々にとっては、美空ひばりが、そうだったのだろう。僕にとってはサザンオールスターズ。一緒に歳を取ってこられた幸せを感じている(一方的?いや、絶対向こうもこっちのこと知ってるって)。
ああ、19日が楽しみ(心配)だ。