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2008年08月16日

スタディツアーへ出発

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8/14に実施したツアー事前学習会の様子

7月に札幌の市民サミットから戻ってから、フィリピンスタディツアーの準備に追われて、ブログをすっかりご無沙汰してしまいました。

明日17日から23日まで、フィリピンスタディツアーに同行します。
わたしにとっては、8回目の夏のフィリピンツアーですが、毎年参加者も訪問先も違うので楽しみです。今年の参加者は14名で、若い社会人の方が多いです。例年は学生が大半なので、ちょっと違う雰囲気になりそう?

ツアーの後は、約一週間フィリピンに残って、マニラ湾プロジェクトのサイトに行ったり、久しぶりの友人と会ったりするつもりです。

2008年07月07日

市民サミット 一日目

8年前の沖縄サミットの際、沖縄に行ったP2メンバーによると、当時はNGOの動きは、ジュビリー債務帳消キャンペーンぐらいだったのが、今回のサミットでは、一年半前からNGOが集まって(P2も参加。最終的に141団体)政策提言をし、洞爺湖サミットにあわせて、3日間にわたり札幌で市民サミットを開催。市民サミットでは、海外からゲストを呼んで開催する国際ラウンドテーブルに加えて、約40のNGOがそれぞれのテーマでセミナー&ワークショップを開催します。日本のNGOもそれだけ力をつけてきたということだと思います。

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7/6は、G8サミット市民フォーラム北海道とG8サミットNGOフォーラムが主催する「市民サミット(オルタナティブ・サミット)の第一日目。
北海道の市民団体、NGO、市民など約300人が集まり、アイヌとグアテマラの先住民族による大地への感謝と祈りで、始まりました。

オープニング・シンポジウムでは、「貧困を過去のものに」「持続可能なグローバルな社会へ」をテーマに、国内外のゲストからのスピーチがありました。

印象に残ったことをいくつか紹介します。

飢餓や貧困は、悲劇ではなく、大量破壊兵器、ジェノサイドである。
貧困を過去のものにする(To make poverty history)ためには、貧困の歴史を学ぶ必要がある。
(クミ・ナイドゥー氏:GCAP(貧困をなくすためのグローバル・コール)共同代表)

今大切なのは、貧困解決のための協力、世界的なパートナーシップ。
宗教界、女性など、様々なセクターがコミットメントしていく必要がある。
(シェイク・シャバン・ムバジュ氏:ウガンダ・ムスリム評議会最高指導者)

G8による政策の失敗により、様々な問題が起きているが、なかでも先住民族が大きな被害を受けている。先だって開催された「先住民族サミット」では、先住民族の権利を認めることをうたった二風谷宣言が出された。
マヤの暦では、本日7月6日は言葉の日。G8首脳にわたしたちの言葉が届くように。
(ロス・カニンガム氏:ニカラグア・ミスキート先住民族組織)

貧困解決には、女性の権利を中心に置くことがキーになる。
MGGs(ミレニアム開発目標。私はミニマム(最低限)のと言いたい)の8つの目標のうち、5つが女性に関わること。MDGsの達成は遅れているが、中でも妊産婦保健に関わる分野が最も遅れている。貧困層の女性ほど、出産の際、高リスクに置かれている。
(ノエリン・カレーバ氏:ウガンダ・エイズ支援機構、アクションエイド・インターナショナル)

福田ビジョンは、2050年までに60-80%のCO2を削減することを目標として出したが、実現できることしか言わない日本においては、大きな進歩。
G8には、ものごと、状況の切迫感を共有してほしい。
地球の資源は有限で、成長について考え直す時期が来ている。
(枝廣淳子氏:E's代表、地球温暖化問題に関する懇談会メンバー)

2001年のイタリア・ジェノバサミットでは、G8に反対する30万人の市民が集まり、G8が世界の問題の根本だと訴えた。2005年のイギリス・グレンイーグルスサミットでは、市民社会は貧困解決のためのパートナーというメッセージが出された。
洞爺湖サミットでは、どちらの態度を取るのか、市民社会は問われている。
G8は、世界を作っているのは私たち、陰の主役だと言っているが、これまで公約を履行してこなかったし、任せておけない。わたしたち市民が世界を作っていくのだ。
(ウォールデン・ベロー氏:フォーカス・オン・ザ・グローバルサウス)

ベロー氏は、直前まで日本大使館からビザが発給されず、来日をあきらめていたと言っていました。実際、NGOフォーラムが招聘した海外ゲストの中には、ビザが出ずに来日できなかった人もいるそうです。それに対して、NGOフォーラムは、ビザ発給と入国拒否に抗議し、自由な表現・言論・集会の機会を妨げることのないよう求める要請を出しました。

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夜のレセプションでは、北海道産の食材を使った手作りの料理が振る舞われ、アフリカやアイヌの踊りを参加者が一緒に踊り、とてもハートフルな初日でした。

2008年07月06日

札幌ピースウォーク

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7/5は、ピースウォークに参加しました。
G8サミットに対する考えの違いを超えて、地元北海道や海外、国内から、市民、農民、労働組合、NGOなどが集まりました。3千人はいたでしょうか。北海道在住の友人によると、デモのルートは札幌の目抜き通りで、土曜の夕方の買い物客でにぎわっていました。

やはり圧倒されたのは、写真にあるような海外から来た人たちのパフォーマンス。G8の首脳たちの張りぼてを被っている人など、映像で見たことがある海外のデモさながら。沿道の人たちの注目を集めていました。鳴り物をならしている人たちと一緒に歩きながら、こんな楽しいデモもあったんだと刺激を受けました。
それに対して、ジェラルミンの盾を持って、デモの脇をざっざっと歩く機動隊の列はとても違和感がありました。

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デモは、平和に進んでいましたが、残念ながら、最後の方で、サウンドカーの音楽担当やドライバーなど4名が逮捕されるということがありました。詳しい状況はわかりませんが、無事の釈放を願うばかりです。

7/6からは、市民サミットです。

「世界はきっと変えられる」

世界中から集まるNGOの仲間たちから元気をもらって、そう確信できる3日間になることを期待したいと思います。

札幌へ

G8サミットが7/7から北海道・洞爺湖で開催されます。
それにあわせてNGOが様々な提言をする市民サミット(オルタナティブサミット)に参加するため、札幌に来ています。と言うとかっこいいですが、本心は、サミット開催地は一体どんなことになっているのか見てみたかった(いわゆる野次馬)というのが半分、日本の国内外から集まるNGOの人たちと交流したいと思ったのが半分。国際会議の関連で、現地に行くのは初めてなので、ちょっとどきどきです。

空港に着いて、予想はしていたけれど、警察官の多いこと。韓国の農民や労働者、女性リーダーが空港で入国を拒否され、海外からの多くの人たちが成田や千歳で長時間の事情聴取をされたとのこと。全国から2万5千人もの警官が北海道に集められているということで、札幌市内でもあちこちで姿を見かけます。国民の税金を使って、政府はいったい何を恐れているのでしょうか。

今回のG8サミットに対する市民のネットワークは、大きく分けると4つの流れがあります。
「G8サミットNGOフォーラム」と「G8サミット市民フォーラム北海道」「G8サミットを問う連絡会」「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」大さっぱに言うと、前者二つは、サミットに対して、政策提言をしていこうという立場。後者二つは、サミットに対して反対の立場を表明しています。
P2は、「G8サミットNGOフォーラム」に参加しています。

7/4は、情報収集をしようと思い、札幌を歩きました。
「G8サミットを問う連絡会」は、海外から来る若者のためにキャンプを運営しており、そのインフォメーションセンターを訪問。

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センターは、廃校になった小学校がNPOの事務所として利用されている施設の一角にあり、環境や演劇、シニアの団体や観光協会まで入っていて、おもしろいところだなあと思ったら、入居団体からなるNPOが運営しているとのこと。当初の目的をそっちのけで(笑)、事務局の人に話をお聞きしました。

運営会議に参加すること、地域の活動に参加することを入居の条件にしているせいか、入居団体は意識が高く、運営に関してはあまり問題はない。それより、入居団体が日常的に情報交換できることで、個々の団体がパワーアップして、プラスのことが大きい。ただ、地域の人たちとの関係が課題だということでした。札幌市に支払う家賃や事務局の人件費等の運営費は、入居団体からの家賃収入と体育館の賃貸料でまかなっている、等々。いろいろ参考になりました。

新しい土地を訪ねると、予期していなかったような、こんな発見、出会いがあるからおもしろいですよね。

夜は、札幌に来て会った方から誘われて、韓国の劇団の芝居を観ました。
あとで、「市民G8ウィークス」のパンフレットを見たら、このイベントも入っていました、幅の広さを感じます。

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出演者と記念撮影

リヤカーを使って、自由自在に身体を動かし、感情を紡ぎ出していく。生のエネルギー溢れるパフォーマンスに、言葉がわからなくても大丈夫かなという不安は、あっという間に吹っ飛び、すばらしい身体表現にすっかり見入ってしまいました。人間の感情をあそこまで身体で表現できるとは、新鮮な驚きでした。また、言葉や文化は違っても、共通しているもの、わかりあえるものがあるのだと、改めて思いました。

この日は、その他にも「先住民族サミット・アイヌモシリ2008」や「G8 女性の人権フォーラム」が開催されていて、サミット開催で世界の注目が北海道に集まるのを機に、様々なアピールをしていこうという気運を感じます。

2008年07月02日

インドからのゲスト帰国

インドからのゲスト、ローズ氏とシャクンタラは、先週の土曜日に帰国しました。

そろそろ帰った頃かなぁと思っていたら、無事着いたというメールが、ついさっき届きました。日本から、ニューホープがあるムニグダまでは、2日かかるのです。

6月21日以降の二人の様子を駆け足でご報告します。

◎7月22-23日
滞在日程の中間のひと休みで、箱根に小旅行に行きました。

22日はあいにくの雨でしたが、温泉がボコボコ湧き出ている大湧谷に行ったり、ロープウェーや遊覧船に乗ったり、シャクンタラは、初めての体験で、楽しんでいました。

旅館では、二人は、温泉を初体験!しました。
始めは裸になることに抵抗感があったようですが、温泉に入った後は、気持ちよかったと言っていました。ローズ氏は翌朝も入ったくらいです。

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硫黄で真っ黒になった温泉卵を持つ二人

夜は、高教組のニュースに記事を載せるため、シャクンタラにインタビュー。
シャクンタラは、海外に行った初めての山岳民族コンドですが、その他にも、いろいろ初めてのことがあり・・・

ムニグダ(ニューホープの本部があるところ)で初めて、公共の面前で自転車に乗った女性
ラヤガタ(県の中にある町のような範囲)で、初めてオートバイ乗った女性

とのこと。
シャクンタラの旺盛な好奇心と勇気に改めて感服しました。

◎7月24日
支援団体を訪問し、会長と事務局長に歓迎していただきました。
お二人とも、今年2月のスタディツアーでニューホープを訪問されたので、その話で盛り上がりました。
5月の総会でツアーの写真を展示したり、参加者がそれぞれの支部で、スタディツアーの報告をしてくださったりして、ぜひ私も行きたいという会員の声が大きいとか。

その後二人は、支援者に会うため、新幹線に乗って、新潟に移動。
新潟には、4日間滞在して、中学、高校を訪問し、支援者に会い、ここでも2月スタディツアー参加者に再会、お宅にホームステイもしたようです。

一週間、二人に同行しましたが、いやぁ、シャクンタラと一緒に、わたしにとっても非日常の夢のような日々でした。

インドに行けばシャクンタラに会えるけれど、日本にいるシャクンタラには、二度と会うことはできないかもしれない。
鮮やかな山岳民族の衣装を身につけて、インドからやってきたシャクンタラは、高校生たちの記憶に残ったことでしょう。
日本で出会う初めてのものを興味深く観察していたシャクンタラ。どんなことを考えていたのかなぁ。
そう思うと、改めて貴重な時間を一緒に過ごせたのだなぁと。

2008年06月22日

フィリピンボックス・ワークショップ

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インドからのゲストに同行して、インド一色だった昨日までとうってかわって、今日はフィリピンの一日でした。

鎌倉女学院高校の一年生の国際セミナーで、フィリピンボックスワークショップをやりました。
フィリピンボックスは、フィリピンの物や写真を通じて、フィリピンの人びとの暮らしを身近に感じてもらおうというワークショップです。

わたしは、2005年以来のファシリテーターでちょっとどきどき。
相方は、初めてフィリピンボックス・ワークショップをやるフィリピン班の真貝沙羅さん。

あいさつとフィリピンのゲームで、ウォーミングアップ。その後、フィリピン(人)のイメージを模造紙に書き出しました。また、いくつかの道具が生活の中でどのように使われているかを考えてもらいました。(モノランゲージ)

生徒たちは、フィリピンのイメージや物の使い方をどんどん出していって、わたしたちが思いもつかないようなアイディアが出てきて、豊かな想像力に驚きました。
フィリピンにはマロンと呼ばれる筒状になった布があり、100通りもの使い方がある便利なものです。それを見た生徒が、日本の風呂敷みたいと言ったのには、なるほど~と感心。

生徒たちは、今後テーマを深めて、文化祭で発表するそうです。
フィリピンボックスは、ほんの入り口なので、今回のワークショップをきっかけに、フィリピンに関心を持ったり、日本とフィリピンの関わりについて考えたりしてもらえたらいいなぁと思います。

午後の回は、沙羅さんにメインファシリテーターをやってもらったのですが、フィリピンでの経験談を交えながら、2度目とは思えないファシリテーション、お見事でした。
青年海外協力隊として、パナマの村でワークショップをしたことがあるけれど、今日の生徒たちはワークショップに慣れていて、少し言っただけで、自主的にどんどん進めてくれてやりやすかったそうです。

P2は最近、フィリピン留学経験のある若いメンバーが増えて、とても心強いです。

沙羅さんは、7月からイギリスに留学して、開発の勉強をするそう。遠隔でもできる仕事を、とメルマガの編集を引き受けてくれました。沙羅さん、今後もどうぞよろしく。

インドからのゲスト来日 6日目

6月21日、ローズ氏とシャクンタラは、たくさんの人と会って、おそらく二人にとって、今回の日本滞在のハイライトでした。
報告は、こちらをご覧ください。

シャクンタラが山岳民族の村をまわるのに使っているバイクが寿命になったので、講演会の参加者に呼びかけたところ、たくさんの寄付が集まり、買い換えるのに十分な金額が集まりました。バイクは、活動に必要不可欠なので、二人とも大変喜んでいます。ご寄付くださった方々、ありがとうございました!

写真は、講演会後の交流会の様子。

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2008年06月20日

インドからのゲスト来日 5日目

今日は、横浜の泉区にある横浜緑園総合高校で、3年生の時事問題の選択授業で話をしました。

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(左の写真は、授業後の交流会)

途中、写真が映らないというトラブルがあったのですが、シャクンタラが保健衛生や識字教育プロジェクトの話をして、うまく切り抜けました。

高校で通訳をしたのは18日に続いて2度目だったのですが、ローズ氏の話は、生徒にあわせて、前回とは違う内容で、さすがだなあと感心しました。
実はこの日、授業の前に、なぜ日本は高度経済成長したのかと聞かれ、一つには寺子屋を通じて、基礎教育ができていたからじゃないかなと答えたのですが、さっそく今日の話の中に取り入れて、開発のための教育の重要性を力説していました。インドの山岳民族にとっては、識字教育がまさにそうで、また、わたしたち市民ひとりひとりが国の発展に参加していくには、教育が重要なのだと。

授業の後には、お茶を飲みながら、授業をとっていない生徒や先生も参加して交流会がありました。写真をみながらインドの話をしたり、将来のこと、好きなことを話したり、生徒にとっては、パーソナルに気軽にいろいろ話せてよかったようです。

学校から駅までの道には、畑がたくさんあり、ローズたちは、マルチや支柱で野菜を育てている様子を興味津々見ていました。インドに帰ったら、さっそく農業プロジェクトに応用するのかな。

明日は、支援団体の会合への出席と夜の講演会です。
またとない機会ですので、ぜひ、講演会においでください!
講演会については、こちら

インドからのゲスト来日 4日目

6月19日は、横須賀にある大楠高校で、P2スタッフ・小野さんのクラスで授業をしました。
授業の様子は、小野さんの報告をお読みください。

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夜は、P2の事務所で、二人のウエルカム・パーティーをしました。
P2の運営委員やユースのメンバー、また昨日授業をした高校の先生など、約15名が集まりました。ニューホープを訪問したことがある人も多く、まるで家族のリ・ユニオンのような感じでした。

ローズ氏の話。日本の高校で生徒たちにインドやニューホープの話をすることは、とても大事だと思っている。私の話を通じて、世界に目が開かれるきっかけになるかもしれない。そんなメッセージを伝えたいと思って話をしている。

シャクンタラは、以前、ニューホープを訪ねてくれたみなさんと再会できてうれしい。私は山岳民族で、まさか日本に来ることができるなんて思ってもいなかった。日本では、初めてのことばかりで刺激的な毎日、と話してくれました。

明日は、3つ目の高校に行きます。

2008年06月19日

インドからのゲスト来日 3日目

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6月18日の午前は、横浜の旭高校の授業で話をしました。

生徒たちは、シャクンタラが着ている山岳民族の服装に興味津々。
鼻につけたリングを見て、どうして輪っかを付けるの?どうやって鼻や耳に穴を開けるの?・・・等々。
休み時間には、携帯電話で一緒に記念撮影。

いつもは賑やかだという高校一年生の生徒たちが、山岳民族が置かれている状況、その状況を改善するためにニューホープが行なっている活動の話を熱心に聞いていました。

日本の印象は、という質問にシャクンタラは、日本には物売りがいなくて、その代わり、お金を入れてボタンを押せば商品が出てくる機械(自動販売機のこと)があって驚いたとのこと。コインランドリーやコーヒーメーカーなど、自分の住んでいるところでは、手間のかかる仕事を機械があっという間にやってくれることに相当驚いた様子。
エスカレーターや動く歩道は、怖くて、一歩が踏み出せなかった・・・等々。

貴重な機会ということで、全校に呼びかけてくださったとのことで、10名ほどの先生方が話を聞いてくださいました。学校あげての歓迎に感謝です。

午後は、外国人労働者支援のNPOでも活動しているP2メンバーの案内で横浜のドヤ街、寿町に行きました。
二人は、どんな印象を持ったでしょうか。
明日聞いてみようと思います。

2008年06月17日

インドからのゲスト来日 2日目

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P2のインドのパートナーNGO・ニューホープ代表のローズ氏と山岳民族出身のスタッフ、シャクンタラが昨日来日。シャクンタラは、飛行機に乗るのも初めて、もちろん海外も初めて。

2日目の今日は、横浜観光と支援団体の神奈川県高等学校教職員組合を訪問。
インド国内で、17時間電車で移動し、飛行機を乗り継いで、2日間かけて日本に来たので、さぞかし疲れていると思いきや、二人とも元気で、横浜観光を楽しんだようでした。

シャクンタラは、全てが初めてのことで、ひとつひとつのことに驚き、感動している姿がとても微笑ましい。食べ物は大丈夫かなぁと心配だったのですが、お米が食べられれば大丈夫、と頼もしい言葉。今日も初めての日本料理に一生懸命チャレンジしていました。この旺盛な好奇心が、新しい言葉を覚え、文化や生活を学び、今のシャクンタラを作っているのだと妙に納得。

シャクンタラにとって、どんな経験ができる2週間になるか楽しみです。

2008年06月04日

スタディツアー研修会

私はP2のスタディツアー担当でもあるので、先日、P2のスタディツアーでお世話になっている風の旅行社のNGO向けスタディツアー研修会に参加しました。

今回のテーマは、海外旅行傷害保険。A保険会社の担当者から話を聞きました。
A保険会社は、海外保険のシェア一位で、年間支払い件数が12万件。一日300件の計算です。その7割がけがや病気の治療費。それも一千万単位の高額が増えているとか。
正直言って、これほど保険が支払われているとは思いませんでした。保険に入ることがいかに大事かを改めて認識しました。

また、重大な事故が発生した場合の対策についての話。P2のツアーは、旅行社の主催旅行(募集型企画旅行)になっているので、旅行社と連携して対処していくことになります。
2では、スタディツアー危機管理マニュアルを作っていますが、改めて、緊急時の情報の流れや役割分担を確認しなければ、等々。夏のフィリピンツアーを前に、身を引き締めました。

研修後は、他団体や風の旅行社スタッフとの懇親会。ここでも、うちのツアーではこんなことがあった、こう対処した・・・などなど、情報交換しあって、このような機会は、本当に貴重です。

また、P2が公募で実施しているのは、今のところ夏のフィリピンツアーだけですが、複数ツアーをやる気はないかという話が旅行社からあったり。
フィリピンのパートナーNGOはもちろん、現地の旅行社も開発や平和などオルターナティブなツアーが得意で、こちらが持ちかければ、おもしろいツアーがもっとできる可能性は十分にありそう。本気で考えてみようかなぁ。

最近、外に出かけて行って、他の団体の人たちと交流するのがとても楽しい。いろいろ刺激をもらって、また明日からP2でがんばろうという元気が出てくるんですよね。

2008年05月30日

ONE FOR ALL(ワン・フォー・オール)に参加

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先日のブログでご案内したONE FOR ALL(ワン・フォー・オール)に参加してきました。
いやぁ、おもしろかった。

朝から雨が降っていたけれど、決行の連絡を受けて会場へ。
人が集まるかちょっと心配でしたが、数百人は集まっていたかなあ。
昼過ぎには、小雨になって、天気も味方してくれたようでした。(みなさんの祈りのおかげかもしれません。)
今回のイベントのために特別デザインされた、白地に「人」と書かれたTシャツを着て、準備万端。

人文字を作るのに先だって、今回の企画の発案者、アントニー・ゴームリーさんの言葉。


「私たちは、これまで誰もやったことがないことをしようとしています。
人文字は、始めから形が決まっているわけはありません。みんなで、作り上げていきます。
企画の目的はシンプル。声なき人の代わりに、私たちは立ち上がり(STAND UP)、貧困をなくそうというメッセージを世界に発信するのです。」


わたしもそれに参加できると思ったら、わくわくしてきました。

アントニー・ゴームリーさんの言葉で、まず、人型を作っていきました。
おもしろかったのは、会場の様子がモニターに映し出されるので、自分たちの作っている形が確認できること。
上の写真は、わたしが立っているところからそのモニターを撮ったもの。

まず、真ん中に集まって、その中を空洞にしたら、これがなんと胴体に。
そこから、頭、左手、右手、右足、左足の順に、どんどん人型ができていきました。
一つ一つ、できていくたびに、ゴームリーさんが拳を挙げて、Great!、Good Job!の言葉に、こっちもだんだん興奮。
一つの目的のために集まって、思いが同じだからか、隣の人とも、すごい!といつのまにか仲良くなっていました。

次は、世界(地球)を作ってみようという呼びかけて、大きな円を作りました。わたしには、太さがちょうど、地上に描かれたホワイトバンドのように見えました。

最後に、Tシャツのデザインになっている「人」の文字を。
できあがったら、まるで歩いている人のように見えました。(右下の写真)

終わり頃には、U2のボノ、MISIA、アフリカのマラリア撲滅を訴えるユッスー・ンドゥルさんなど著名人も駆けつけて、記念撮影。

大きなバルーンをあげて、これらの映像を空撮。(左下の写真)
メディアもたくさん来ていました。
たくさん取り上げられて、一人でも多くの人の心に届くことを願うばかりです。

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何もないところから、形ができるなんて、最初は想像もつかなかったけれど、みんなの心がひとつになったからできたこと。

人文字を作って、貧困撲滅なんてできるわけない、という人もいるかもしれないけれど、大事なのは、どんなメッセージを発信するかだと思います。
このニュースを見た人が、どのように受け止め、また参加した私たち一人一人が、明日からどう行動するかを考えるきっかけになっていれば、と思うのです。

最後に再び、アントニー・ゴームリーさんの言葉。


"Make a difference for the better world."
よりよい世界のために、変化を起こそう。


とにかく参加したわたしたち自身が楽しんでいました。そう、楽しくなきゃ。
G8サミットにあわせて、またやるかもという話も出ました。
次は、ぜひあなたも!

2008年03月23日

海外スタディツアー研究セミナー開催

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3月22日、草の根援助運動(P2)も参加しているスタディツアー研究会主催の「海外スタディツアー研究セミナー」が開催され、P2ツアー担当の私も参加しました。
これは、毎年一回開催され、これまで「危機管理」「担当者のパワーアップ」「スタディツアーの評価」「大学との連携」「感染症対策」といったテーマで全7回開催されてきました。

今回のテーマは、「効果をあげる海外スタディツアーのすすめ方~大学とNGOの連携をさぐる」。
参加者は10数名と少なかったのですが、NGO、大学関係者、旅行会社からの参加があり、今後のスタディツアーに向けて、様々な意見交換をすることができました。

セミナーの前半では、スタディツアー研究会代表の米山さんから、スタディツアーの概観についての話の後、NGO、旅行会社、大学から、それぞれが実施しているスタディツアーについて、事例報告をしていただきました。
後半は、グループに分かれて、参加者がそれぞれ自分の団体・組織が抱えるスタディツアーの課題を出し合い、意見交換した後、課題をツアーの4つの関係者「参加者」「実施者:NGO、大学、旅行社等」「現地受け入れ団体」「現地地域住民」にグループ分けをしました。

いくつか紹介すると・・・
参加者が集まらない。宣伝不足。研修後のフォローアップができていない。ツアー後、団体の活動への参加(ボランティア、会員)につながらない、等々。
私のグループでは、ほとんどが実施者、自分たちの課題でした。

最近、NGO以外にも大学や旅行会社などが海外スタディツアーを実施するようになり、以前のように募集すればすぐ参加者が集まるという時代ではなくなっています。
P2では、開発教育の意味から、今後もスタディツアーをやっていきたいと思っていますが、そのような状況の中で、いかにツアーをアピールし、参加してもらうか。これは、P2にとってもここ数年の課題です。
また、参加者は、ツアー直後は気分が盛り上がるけれど、時間が経つと、足も遠のき・・・。
私たちは、ツアーをきっかけに、ボランティアや学習会など、P2の活動に参加してもらえたらと思っているのですが、これがなかなか難しい。

わたし自身は、同じスタディツアー(海外研修)を実施しながら、他のNGO、大学や旅行会社という他の団体・組織がどのようにツアーを実施しているのか、ほとんど知りませんでした。おそらく、他の多くの参加者もそうだったのではないかと思います。

今回のセミナーでは、NGOや大学、旅行会社の事例報告を聞き、また、多業種間の意見交換を通じて、今後の連携のヒントを得ることができました。
広報は、旅行社の方が得意そうだ。大学の研修後のフォローアップで、NGOが活動紹介するのもいいかも・・・等々。

NGOと大学、旅行会社という関係者がお互いに得意なところを出し合って、より充実したスタディツアーづくりができたらいいな、と今後に希望を感じた一日でした。

スタディツアー研究会では、研究会の成果を広く共有するため毎回のセミナーの報告書を作成・販売しています。
今回の報告書も出来次第、スタディツアー研究会のページでご案内します。