来週から10日間、マニラ湾プロジェクト調査に行って来ます。
これは、2003年以降、資金の目途が立たずにストップしているフィリピン・マニラ湾の漁民による沿岸資源管理プロジェクトを今年こそ、何とか再開したいと準備を進めているのですが、そのための事前調査です。
同行してくれるのは、昨年夏のフィリピンスタディツアー参加者のN君。秋はイベントスタッフとして大活躍。P2ユースの「お魚ゲーム」ワークショップでも、高校生にツアーの様子を写真を見せながら、生き生きと話してくれました。調査にも同行させてほしいと自分から名乗り出てくれた、とても積極的で頼りになる大学4年生です。
先週と昨日、N君と小野さんと調査の打ち合わせをしました。
調査は、漁民グループの現在の状況をつかむのが目的ですが、調査では、それだけではなく、漁民グループの歴史も聞いてみようと思っています。
というのは、マニラ湾沿岸の漁民グループの中には、2003年のプロジェクト終了後、活動が停滞していたり、また、現在は活発でも、後継者不足に悩んでいたりする組織があり、今年始めるプロジェクトでは、組織を活性化させる仕掛けが必要ではないかと思うからです。
そのためには、組織が活性化している状態を知ることで(漁民たちに、かつてあった状態を思い出してもらう)、再活性化するには、何が必要かを考える(漁民たちに考えてもらう)ヒントになるのではないかと思うのです。
という、もっともな理由もあるのですが、これまで漁民グループとのつきあいが長いわりには、わたし自身は、組織の歴史をじっくり聞いたことがなかったので、純粋に、どんな話が聞けるか楽しみでもあります。

写真は、昨年8月に訪問したマリンドゥケ島(ルソン島のすぐ南にある小さな島)のマングローブ林。手前の黄緑色のマングローブが7年前に漁民グループが植林したもの。台風の影響を受けて、植林したマングローブがなかなか定着しないマニラ湾と比べると、マリンドゥケ島は内海のせいか、うらやましいくらいによく茂っていました。
プロジェクトが開始できたら、ぜひマニラ湾の漁民たちのマリンドゥケ島エクスポージャーをしたいなぁ。