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市民サミット 一日目

8年前の沖縄サミットの際、沖縄に行ったP2メンバーによると、当時はNGOの動きは、ジュビリー債務帳消キャンペーンぐらいだったのが、今回のサミットでは、一年半前からNGOが集まって(P2も参加。最終的に141団体)政策提言をし、洞爺湖サミットにあわせて、3日間にわたり札幌で市民サミットを開催。市民サミットでは、海外からゲストを呼んで開催する国際ラウンドテーブルに加えて、約40のNGOがそれぞれのテーマでセミナー&ワークショップを開催します。日本のNGOもそれだけ力をつけてきたということだと思います。

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7/6は、G8サミット市民フォーラム北海道とG8サミットNGOフォーラムが主催する「市民サミット(オルタナティブ・サミット)の第一日目。
北海道の市民団体、NGO、市民など約300人が集まり、アイヌとグアテマラの先住民族による大地への感謝と祈りで、始まりました。

オープニング・シンポジウムでは、「貧困を過去のものに」「持続可能なグローバルな社会へ」をテーマに、国内外のゲストからのスピーチがありました。

印象に残ったことをいくつか紹介します。

飢餓や貧困は、悲劇ではなく、大量破壊兵器、ジェノサイドである。
貧困を過去のものにする(To make poverty history)ためには、貧困の歴史を学ぶ必要がある。
(クミ・ナイドゥー氏:GCAP(貧困をなくすためのグローバル・コール)共同代表)

今大切なのは、貧困解決のための協力、世界的なパートナーシップ。
宗教界、女性など、様々なセクターがコミットメントしていく必要がある。
(シェイク・シャバン・ムバジュ氏:ウガンダ・ムスリム評議会最高指導者)

G8による政策の失敗により、様々な問題が起きているが、なかでも先住民族が大きな被害を受けている。先だって開催された「先住民族サミット」では、先住民族の権利を認めることをうたった二風谷宣言が出された。
マヤの暦では、本日7月6日は言葉の日。G8首脳にわたしたちの言葉が届くように。
(ロス・カニンガム氏:ニカラグア・ミスキート先住民族組織)

貧困解決には、女性の権利を中心に置くことがキーになる。
MGGs(ミレニアム開発目標。私はミニマム(最低限)のと言いたい)の8つの目標のうち、5つが女性に関わること。MDGsの達成は遅れているが、中でも妊産婦保健に関わる分野が最も遅れている。貧困層の女性ほど、出産の際、高リスクに置かれている。
(ノエリン・カレーバ氏:ウガンダ・エイズ支援機構、アクションエイド・インターナショナル)

福田ビジョンは、2050年までに60-80%のCO2を削減することを目標として出したが、実現できることしか言わない日本においては、大きな進歩。
G8には、ものごと、状況の切迫感を共有してほしい。
地球の資源は有限で、成長について考え直す時期が来ている。
(枝廣淳子氏:E's代表、地球温暖化問題に関する懇談会メンバー)

2001年のイタリア・ジェノバサミットでは、G8に反対する30万人の市民が集まり、G8が世界の問題の根本だと訴えた。2005年のイギリス・グレンイーグルスサミットでは、市民社会は貧困解決のためのパートナーというメッセージが出された。
洞爺湖サミットでは、どちらの態度を取るのか、市民社会は問われている。
G8は、世界を作っているのは私たち、陰の主役だと言っているが、これまで公約を履行してこなかったし、任せておけない。わたしたち市民が世界を作っていくのだ。
(ウォールデン・ベロー氏:フォーカス・オン・ザ・グローバルサウス)

ベロー氏は、直前まで日本大使館からビザが発給されず、来日をあきらめていたと言っていました。実際、NGOフォーラムが招聘した海外ゲストの中には、ビザが出ずに来日できなかった人もいるそうです。それに対して、NGOフォーラムは、ビザ発給と入国拒否に抗議し、自由な表現・言論・集会の機会を妨げることのないよう求める要請を出しました。

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夜のレセプションでは、北海道産の食材を使った手作りの料理が振る舞われ、アフリカやアイヌの踊りを参加者が一緒に踊り、とてもハートフルな初日でした。