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2009年03月28日

偶然

日本のある番組の撮影に通訳として関わった(放映日は決まり次第お知らせします)。

その撮影で行ったビルの隣がたまたま、
P2のスタディツアーで使っている旅行会社が入っているビルだった。
撮影のクルーも誘って、旅行会社を経営する夫婦とランチ。

このご夫婦、特に奥さんは「ハッピーオーラ」を出していると、クルーの方がいってらした。
そのハッピーオーラに私はひきつけられて、この通訳の仕事を引き受けることを決めて、
たまたま隣のビルで撮影することになって、たまたま旅行会社のご夫婦も
オフィスに変わりなくいらしたのだろうか。

ハードな撮影スケジュールの後、日本へ一時帰国前に絶対行っておきたかったバタアンへ。
高地の村のフィエスタとアエタ族の幼稚園・小学校の卒業式を経験することができた。
小さな子どもたちがとてもかわいくて、また、
山奥の村で教育を受けられることの大事さを実感し涙腺がゆるむ始末。
私は、自分の子どもの卒業式で泣くタイプの親になるのだろうな。。

と、本当はブログを書いている場合じゃなくて、まだ終わっていない宿題がある。
もちろん学生の私は今学業第一なのだが、今フィリピンにいるから経験できる機会や、
フィリピンで会える大事な人たちとの時間も失いたくない。
もちろん日本の家族や友人との大事な時間も同じだ。

お友達のみなさま、日本に着いたら連絡させていただきますので、お待ち下さいね☆


アエタ族の子どもたち

2009年03月08日

今日の笑話

フィリピンは今真夏だ。
真夏はマンゴーがおいしい季節で、毎日食べている。
マンゴーを切らさないように電車に乗って、
2駅行ったところにある市場へ買いにいった。

何も電車に乗らなくてもその辺の道端でも買えるのだが、
その市場に行く私の目的は’猫’である。
その市場の一角にはペットショップもたくさん軒を連ねていて、
そのうちの一軒の猫と先週仲良くなったばかりなのである。

行きはその店に人が多かったのと、猫がいるように見えず通りすぎ、
とりあえず野菜や果物のコーナーへ行った。
まずはベンゲット(ルソン島北部にある州)野菜とオーガニックライス。
それからマンゴーへ。

先週はスーパーよりは安いけど市場でその値段は高いのでは、
という値段で割ときれいなマンゴーを買った。
しかし今回、シワシワだったり凹んでたりと’難あり’を安く売っているところを発見。

シワシワな中でもおいしそうなのを選んでいると、
広がった傘の下からシワシワのおばあさんが出てきて、
「ヒロットする?」と話しかけてきた。

傘の向こうに人がいたので、あぁ、マッサージをしているのだろうと思って、
「えぇ、いくらなんですか?」と聞くと、
別のところから若い女性がでてきてマンゴーをプラスチック(ビニール袋)に入れた。

おばあさんはまた傘の向こうに戻り何やら叩いたりもんだりしているよう。
まぁまた来るだろうし、今日は帰ろうと、買ったものをまとめていると、
おばあさんがまた出てきて、「家はどこなの?家でヒロットするよ。」と言う。

何で家の場所まで聞くのだろうと思ったのだが、これは家で出産するのに、
このおばあさんが取り上げてくれると言っているのだと気がついた。
「家はまぁ近いですけど…」と答えると、
「何ヶ月?」とお腹をさわろうとする。
完全に妊娠していると思われている。

「私妊娠してないし結婚もまだしてないですよ」と言ったつもりが、
聞き間違われたか私のタガログ語がまずかったのか、このおばあさん、
「え?結婚してないけど妊娠してる?!」と話に収集がつかなくなったので、
なんとな~くその場を逃れてきた。

最近ちょっと痩せたのに。ただワンピースみたいな服着てるだけなのに。
この服きてる時に'Yes, Sir!'と店で言われたこともあるし、この服ちょっと問題。

帰りにもう一回猫の店を通ると、仲良しになった猫が覚えていてくれて、
檻のすき間からなでなでして、また来るねと約束して帰った。
さっき猫がいるって気がつかなかったのは、私と仲良しの猫以外は、
普通の猫より一回り大きくて犬のように見えたからだった。
毛が長くて暑そうだ。

思えばあのおばあさんからヒロットについて色々知るチャンス。
ヒロットは結構年老いているって本に書いてあったとおりのおばあさん。
また市場のあの店に行けばいるだろう。

でもあのおばあさんに家で取り上げてもらう程、
安産だって言える自信は今はないなぁ、と考えながら帰った。

※ヒロットは’マッサージ師’の意味だが、
体をマッサージすることは伝統産婆の基本的な行為であるため、
タガログ語圏では伝統産婆のことを指す。
('The Hilot in Oriental Mindoro'より)