Bat manではなくBat people
Bat peopleをご存じですか?
先週フィリピンで公開されたBat manは、
英語が余りわからずに見ると深夜徘徊するテロリストにしか見えないらしいのですが、
Bat peopleはBat manと全く関係ありません。
Bat peopleは橋の下に住む人々のことです。
Sociology of Healthという授業でこのタイトルのショート・ドキュメンタリーを見ました。
橋の下の空洞にうまいこと住んでいるのですが、
大人は立つことができないようなスペースです。
そんな中でも子供はやはり笑い、
ラジオから流れる音楽に合わせて踊っています。
橋の下ということは、すぐ下は川です。ゴミがたまったとても汚い川。
川の向こうには黒煙立ちこめる工場。
そんな川に子供は裸で飛び込んだりします。
もちろん、決して愉快な生活ではありません。
1日中止まない車やトラックが通る際の振動、ゴキブリなど大量の虫の発生、
何より不衛生な環境、こういったことはもちろん全て健康に影響します。
このドキュメンタリーにでてきた数字で、驚いたことに、
マニラの貧困層はなんと、55%だそうです。
(ごめんなさい、ここでのちゃんとした定義を拾えませんでした。)
でも、わかる気がする。
保健省の方にインタビューをするためTondoにある病院に行ったのですが、
前からこの辺りはスラムだってわかっていたし、実際に行ったこともあったけど、
延々と続くスラムの眺めは、やはり圧巻です。
(ちなみにインタビューは母乳についてなので、またの機会に。)
Bat peopleは仕事がない訳ではなく、
とりあげられていた1つの家族はお父さんがジープニードライバーで、
お母さんも前はメイドとして働いていました。
子供も公立の学校に行っています。
でも住処は洞窟のような、橋の下の空洞です。
明日はSONA(大統領施政方針演説)の日です。
去年のSONAには保健医療に関することが3つしか入っていませんでした。
今年はどうでしょうか。